北欧ナチュラルのキッチンをつくるポイント｜特徴やおしゃれな施工事例も紹介

「キッチンを北欧ナチュラルのテイストにしたい」とお考えの方へ。

 

おしゃれで使いやすい北欧ナチュラルのキッチンに仕上げるには、あらかじめポイントを押さえたうえで家づくりを進めることが大切です。

 

今回は函館エリアで多くの北欧テイストの家を手掛ける不動産企画ウィルが、北欧ナチュラルのキッチンをつくるポイントを解説します。

 

このコラムのポイント
・北欧ナチュラルの特徴や、北欧ナチュラルのキッチンをつくるポイントを解説します。 ・リビング・ダイニングとの調和を踏まえるなど、北欧ナチュラルのキッチンをつくる際の注意点をお伝えします。 ・北欧ナチュラルのキッチンのおしゃれな施工事例をご紹介します。

 

北欧ナチュラルとは

 

 

「北欧ナチュラル」とは、ホワイトを基調として、自然素材や自然を感じられるアイテムを多く取り入れる明るくシンプルなインテリアスタイルのことです。

 

また、北欧ナチュラルはインテリアや内装に曲線のデザインを多く採用し、全体的にやわらかい雰囲気にまとめます。

 

そもそも「北欧」とは、スウェーデン・ノルウェー・フィンランドなどの国のことです。

 

北欧では「冬が長く日照時間が短い」という特性があり、家のなかで過ごす時間が多いため、住宅デザインには以下のような特徴があります。

 

• ・シンプルで暮らしに寄り添うデザインを採用している
• ・ホワイトを基調として開放感を演出している
• ・木材など、自然素材を多く取り入れてリラックスできる空間に仕上げる

 

また、北欧系のテイストには「北欧ナチュラル」以外にも、「北欧モダン」などの種類もあります。

 

 

函館エリアで北欧ナチュラルのキッチンを取り入れた家を検討している方は、不動産企画ウィルにご相談ください。

 

キッチンはもちろん、内装・外観のデザインにこだわったプランを提案いたします。

 

 

北欧ナチュラルのキッチンをつくるポイント

 

 

ここでは、北欧ナチュラルのキッチンをつくるポイントを解説します。

 

スムーズに家づくりを進めるためにも、ポイントをチェックしましょう。

 

ナチュラルカラーやアースカラーでまとめる

北欧ナチュラルのキッチンは、飽きのこない「ナチュラルカラー」や自然をイメージしやすい「アースカラー」でまとめるのが基本となります。

 

ナチュラルカラーやアースカラーの例は、以下のとおりです。

 

種類	例
ナチュラルカラー	アイボリー・オフホワイト・ベージュ・ブラウンなど
アースカラー	カーキ・モスグリーン・ブルー・テラコッタなど

 

たとえば、ホワイト・ブラウン・モスグリーンの配色にすると、明るくナチュラル感を感じられるキッチンに仕上げられます。

 

レイアウトにもよりますが、キッチンはキッチンの扉やワークトップの色によって印象が左右されるので、さまざまなパターンをシミュレーションしましょう。

 

統一感のあるキッチンを目指すには、使用する色を3つまでに絞ることも大切です。

 

キッチンにはインテリアや家電を配置するスペースでもあるので、色を増やしすぎないように注意する必要があります。

 

自然素材を多く取り入れる

自然素材を多く取り入れるとキッチンのナチュラル感をアップさせやすく、居心地のいい空間を実現できます。

 

たとえば、以下のような自然素材を取り入れるのがおすすめです。

 

• ・木材
• ・観葉植物
• ・タイル
• ・漆喰
• ・石　など

 

たとえば、キッチンの床やカウンター部分に木材を取り入れたり、キッチン背面にタイルを貼ったりする方法があります。

 

ただし、キッチンは水分や湿気の影響を受ける可能性が高く、耐水性・耐湿性を考慮しながら素材を選ぶ必要があるので、施工業者にアドバイスをもらいながら決めましょう。

 

北欧雑貨や食器を配置する

北欧雑貨や食器を配置することで本物の北欧の雰囲気に近づきやすく、キッチンをシンプルで洗練された印象にできます。

 

北欧雑貨や食器は植物・動物・果物をイメージしたアイテムや色合いが華やかなアイテムが多く、キッチンのアクセントとしても最適です。

 

また、北欧雑貨や食器は「飽きのこないデザイン」や余計なものを削ぎ落とした「ミニマルデザイン」を採用している傾向にあり、長く使えるのも魅力です。

 

 

北欧風の家の内装・外観をつくるポイントを、こちらの記事でご紹介しています。

〈関連ページ〉北欧風の家の内装・外観をつくるポイント｜特徴やおしゃれな施工事例も紹介

 

 

函館エリアで北欧ナチュラルのキッチンを取り入れた家を検討している方は、不動産企画ウィルにご相談ください。

 

不動産企画ウィルには、経験豊富なインテリアコーディネーターが在籍しており、インテリアを含めたご提案が可能です。

 

 

北欧ナチュラルのキッチンをつくる際の注意点

 

 

続いて、北欧ナチュラルのキッチンをつくる際の注意点を解説します。

 

注意点を押さえて、「イメージと違った」などのミスマッチを回避しましょう。

 

リビング・ダイニングとの調和を踏まえる

キッチンのみでデザインを考えるとLDK全体がちぐはぐした印象になる場合があるので、リビング・ダイニングとの調和を踏まえることが大切です。

 

基本的にはリビング・ダイニングと同じ配色をキッチンにも採用すると、LDK全体で統一感が生まれます。

 

また、キッチンに以下のようなアクセントを取り入れて、LDKをおしゃれに演出するのもおすすめです。

 

• ・アクセントウォール
• ・折り下げ天井
• ・タイル　など

 

アクセントウォールは周囲の色や光の加減で「想像以上に目立つ・目立たない」と感じるケースがあるため、慎重に選びましょう。

 

照明器具のデザインや光の色にこだわる

北欧では日照時間が短いという特性から照明を利用する時間が長く、照明器具も重視されています。

 

北欧ナチュラルのキッチンを目指す場合は、以下のような照明器具を選びましょう。

 

• ・温かみを感じられる光の色
• ・自然素材を取り入れた照明器具
• ・シンプルなデザインの照明器具

 

照明器具のデザイン性はもちろん、夜間でもキッチンでの作業が安全にできるように手元を明るく照らせる光量を確保することも大切です。

 

たとえば、コードなどで吊り下げる「ペンダントライト」と天井に埋め込むように設置する「ダウンライト」を設置すると、明るさを確保しながらおしゃれに演出できます。

 

すっきりと見せる工夫を取り入れる

明るくシンプルな北欧ナチュラルのキッチンにするためにも、以下のようなすっきりと見せる工夫を取り入れましょう。

 

• ・カップボードや吊戸棚に調理器具や食器を収納する
• ・パントリーを設置して食料品や家電をまとめて収納する
• ・手元を隠せる高さのカウンターを設置する
• ・家電はリビング・ダイニングから見えない位置に配置する　など

 

生活感が出やすいアイテムは見えない位置に収納し、北欧雑貨や食器などおしゃれなアイテムを見える場所に飾るとデザイン性の高いキッチンを実現しやすくなります。

 

 

北欧スタイルのインテリア実例や開放的な空間の作り方を、こちらの記事で解説しています。

〈関連ページ〉北欧スタイルのリビングは狭い空間でも実現可能｜インテリア実例、北欧スタイルの特徴、開放的な空間の作り方

 

北欧ナチュラルのキッチンのおしゃれな施工事例

 

最後に、不動産企画ウィルが手掛けた北欧ナチュラルのキッチンのおしゃれな施工事例をご紹介します。

 

北欧ナチュラルの家

 

こちらは、キッチンの配色をリビング・ダイニングと同じホワイトとブラウンでまとめた事例で、LDKを統一感あるおしゃれな空間に仕上げています。

 

ダイニングに木製テーブルを取り入れているので、全体的にナチュラル感がアップしているのもポイントです。

 

また、キッチン・ダイニングの上には吹き抜けが設けられており、開放感のある空間で料理や食事を楽しめます。

 

 

カップボードには家電やゴミ箱を置けるスペースが確保されているため、生活感が出にくいのも魅力です。

 

〈関連ページ〉北欧ナチュラルの家の施工事例（規格住宅・CUBE+）

 

北欧ナチュラルの家2

 

こちらは、観葉植物やエイジングホワイトの突板の床でキッチンをナチュラルに仕上げている事例です。

 

カップボードや吊戸棚を設置して収納を充実させ、腰壁よってキッチンの手元が見えないようにしているため、すっきりした見た目をキープしやすくなります。

 

 

また、キッチン・カップボード・吊戸棚のカラーを内装の配色にも使われているグリーンにしているので、リビングやダイニングとのつながりを感じやすいのも特徴です。

 

〈関連ページ〉北欧ナチュラルの家2の施工事例（注文住宅・Ai-free）

 

 

不動産企画ウィルの施工事例を、以下よりご確認いただけます。

 

〈施工事例一覧〉

 

 

注文住宅のおしゃれな内装デザイン事例を、こちらの記事でご紹介しています。

〈関連ページ〉注文住宅のおしゃれな内装デザイン事例｜カラー・素材・照明などポイントも解説

 

 

函館エリアで北欧ナチュラルのキッチンを取り入れた家を検討している方は、不動産企画ウィルにご相談ください。

 

豊富な経験とノウハウで、デザイン性だけではなく機能性にもこだわったキッチンを提案いたします。

 

 

まとめ

キッチンをナチュラルカラーやアースカラーの配色にしたり、自然素材を取り入れたりすると、北欧ナチュラルの雰囲気に仕上げられます。

 

LDK全体をおしゃれに演出するためにも、キッチン単体ではなくリビング・ダイニングを含めてデザインを検討しましょう。

 

今回ご紹介した内容を、北欧ナチュラルのキッチンを検討する際の参考にしていただけると幸いです。