吹き抜けリビングのあるおしゃれな間取り事例6選|メリット・デメリットや後悔しないためのポイントも解説

「吹き抜けリビングのあるおしゃれな間取りにしたい」とお考えの方は多くいらっしゃいます。
開放感を演出しやすく人気のある「吹き抜けリビングのある間取り」ですが、後悔を回避するには施工事例をチェックして事前にイメージを膨らませることが大切です。
今回は函館エリアで多くの住宅を手掛ける不動産企画ウィルが、吹き抜けリビングのある間取り事例6選をご紹介します。
このコラムのポイント |
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Contents
吹き抜けリビングのあるおしゃれな間取り事例6選
まず、不動産企画ウィルが手掛けた吹き抜けリビングのあるおしゃれな間取り事例をご紹介します。
「吹き抜けリビングのイメージがつかめない」「どのような吹き抜けリビングにするか悩んでいる」という方は、ぜひ参考にしてください。
家事ラク動線のナチュラルな家
こちらは、吹き抜けとホワイトの壁・天井を取り入れて開放感あふれるリビングを実現した事例です。
吹き抜け部分の窓から入り込む自然光がホワイトの壁・天井に反射して、明るく居心地のいいリビングに仕上がっています。
また、吹き抜けの窓に加えて、リビングには掃き出し窓と高窓を取り入れており、より光を取り込みやすいのも魅力です。
〈関連ページ〉家事ラク動線のナチュラルな家の施工事例(規格住宅・ZERO-CUBE+3.5)
大きな吹き抜けと6連窓の家
こちらは、大きな吹き抜けと6連窓で明るく広々としたリビングに仕上げた事例です。
吹き抜けのある高い天井に加えて、窓から外に視線が抜けるので空間が広く感じられます。
また、吹き抜けと相性のいいリビング階段を設けており、洗練された印象を与えます。
〈関連ページ〉大きな吹き抜けと6連窓の家の施工事例(注文住宅・Ai-free)
北欧モダンの家
こちらは、北欧モダンのテイストのリビングと吹き抜けを組み合わせた事例です。
吹き抜けから入り込む光によって、ナチュラルでシンプルな北欧モダンの内装の美しさが際立っています。
吹き抜けの天井部分にはシーリングファンを設けて空気が循環するように工夫しており、空調効率がよく快適に生活できるのも魅力です。
〈関連ページ〉北欧モダンの家の施工事例(規格住宅・ZERO-CUBE+BOX)
北欧風リビングの作り方のポイントを、こちらの記事でご紹介しています。
〈関連ページ〉北欧風リビングの作り方のポイント|注意点やおしゃれなコーディネート実例も紹介
ヴィンテージモダンの家
こちらは、LDKのリビングスペースの真上に吹き抜けを取り入れた事例です。
吹き抜けから入り込む光によってリビングが明るくなりやすく、居心地のいい空間でご家族の時間を過ごせます。
また、リビング階段を設けているので、外出・帰宅するご家族とリビングで顔を合わせやすく、自然とコミュニケーションが増えるのも特徴です。
〈関連ページ〉ヴィンテージモダンの家の施工事例(規格住宅・CUBE+)
アメリカンハウス2
こちらは、深みのある大人っぽい内装に吹き抜けを取り入れて、洗練されたリビングに仕上げた事例です。
キッチンはセミオープンタイプを採用しており、コンロ前に壁があるため調理中のにおいが2階へ広がりにくくなっています。
リビング階段によっておしゃれに演出しているだけではなく、階段下は収納として活用しており、デザイン性と機能性を両立しているのもポイントです。
〈関連ページ〉アメリカンハウス2の施工事例(規格住宅・ZERO-CUBE)
ひだまりの家
こちらは、リビングスペースの上に吹き抜けを設けおり、明るさと広がりを感じられるLDKの事例です。
吹き抜けの天井に近い部分は窓で構成されているので、多くの光を取り込めるのもメリットです。
吹き抜け部分に窓が多いことで2階からの景色も抜け感があり、住宅のどの場所にいても開放感を感じながら生活できます。
〈関連ページ〉ひだまりの家の施工事例(規格住宅・mini prot Basic)
不動産企画ウィルの施工事例を、以下よりご確認いただけます。
〈施工事例一覧〉
函館エリアで吹き抜けリビングのある家をお考えの方は、不動産企画ウィルにご相談ください。
家族構成やライフスタイルを考慮し、ご家族が暮らしやすいプランを提案いたします。
吹き抜けリビングのある間取りのメリット
続いて、吹き抜けリビングのある間取りのメリットを解説します。
1つでもメリットだと感じたら、ぜひ吹き抜けリビングのある間取りを検討してみてください。
開放感のある空間を実現できる
リビングに吹き抜けを取り入れた間取りでは、吹き抜け部分の天井が高くなることによって視線が抜けるため、開放感のある空間を実現できます。
リビングスペースが限られる場合でも、吹き抜けを設けることで空間に広がりが生まれて、狭さを感じにくくなるのが魅力です。
また、吹き抜けを取り入れた開放感のあるリビングはゆとりを感じられるので、リラックスしてご家族の時間を過ごせます。
採光しやすく気持ちのいいリビングを目指せる
吹き抜け部分の高い位置に窓を設けることで部屋全体が明るくなりやすく、光があふれる気持ちのいいリビングを目指せます。
これは、高い位置の窓から採光することで自然光が壁や天井に反射して広がるためです。
隣家が近い場合や住宅が道路に面している場合でも、吹き抜けの窓であればのぞかれる心配がないので、プライバシーを守りながら日当たりを確保できます。
また、高い位置にある窓は周囲に遮るものが少ないため、住宅が建物に囲まれている環境であっても吹き抜けの窓から安定的に光を取り込めます。
ご家族でコミュニケーションがとりやすい
吹き抜けリビングのある間取りでは、吹き抜けによって上階と下階がつながっていることから、気軽にご家族でコミュニケーションがとれます。
リビングから2階で過ごすご家族に声をかけやすく、わざわざ2階へ移動する手間もかかりません。
また、声や音によってご家族の存在を日頃から感じられるので、安心して生活することが可能です。
函館エリアで吹き抜けリビングのある家をお考えの方は、不動産企画ウィルにご相談ください。
不動産企画ウィルには、経験豊富なインテリアコーディネーターが在籍しており、インテリアを含めたご提案が可能です。
吹き抜けリビングのある間取りのデメリット
ここでは、吹き抜けリビングのある間取りのデメリットを解説します。
メリットとデメリットを比較しながら、吹き抜けリビングのある間取りを検討しましょう。
掃除やメンテナンスがしにくい
吹き抜けは天井高があることから、天井付近の以下のような部分の掃除やメンテナンスがしにくいのが難点です。
- ・照明
- ・窓
- ・シーリングファン
- ・壁紙
場合によっては電球交換や窓の掃除を専門業者に依頼する必要があるので、注意しましょう。
また、ご自身で手入れやメンテナンスできるようにするには、専用の掃除用具を購入したり、昇降式の設備を設置したりする費用がかかります。
吹き抜けリビングのある間取りを採用する際は、吹き抜け部分の掃除やメンテナンス方法を踏まえておくことが大切です。
空調効率が悪くなる場合がある
吹き抜けリビングは、以下のような理由から空調効率が悪くなり、夏場は暑く冬場は寒くなる場合があります。
季節 | 理由 |
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夏場 | 吹き抜けの窓から大量の日差しが入り、室内の温度が上昇する |
冬場 | 吹き抜け部分に暖かい空気が滞留してリビングが寒くなる |
暖かい空気は上昇するという性質を持っており、冬場は暖房で暖めた空気が吹き抜けの天井付近に溜まるため、リビングスペースは寒くなってしまいます。
空調効率が悪いと適温にするまでに冷暖房機器を長時間使う必要があり、光熱費の負担が増えるので注意が必要です。
においや音が伝わりやすい
吹き抜けリビングのある間取りでは、吹き抜け部分によって上階と下階がつながっているため、LDKで発生するにおいや音が2階に伝わりやすくなります。
ワークスペースや学習スペースが2階の吹き抜け近くにある場合、1階から伝わるにおいや音で「集中できない」といったストレスを感じるケースがあるので注意しましょう。
また、ご家族の生活リズムが異なる場合は、伝わるにおいや音によって十分な睡眠がとれない可能性もあります。
ご家族全員が快適に暮らすためにも、間取りや防音性に配慮しながら家づくりを進めましょう。
注文住宅のおしゃれな内装デザイン事例を、こちらでご紹介しています。
〈関連ページ〉注文住宅のおしゃれな内装デザイン事例|カラー・素材・照明などポイントも解説
吹き抜けリビングのある間取りで後悔しないためのポイント
最後に、吹き抜けリビングのある間取りで後悔しないためのポイントを解説します。
快適な住宅を実現するためにも、それぞれのポイントをチェックしましょう。
掃除やメンテナンス方法を踏まえておく
吹き抜け部分に設置する照明や窓の手入れで後悔を回避するには、掃除やメンテナンス方法を家づくりの段階で検討しておくことが大切です。
たとえば、以下のような設備・アイテムを取り入れると、吹き抜け部分の掃除やメンテナンスがしやすくなります。
- ・床付近まで移動できる「昇降式の照明やシーリングファン」
- ・寿命が長く頻繁に交換する必要のない「LED照明」
- ・天井付近まで伸びる「伸縮ワイパー」 など
昇降式の照明やシーリングファンは新築後に取り入れると追加で工事が発生してしまうため、希望する場合は施工プランに含めましょう。
窓からの日差しや外気の影響を軽減して室温の上昇を防ぐ
窓からの日差しや外気の影響を軽減することで、吹き抜けリビングのある間取りで室温が上昇するのを防ぎましょう。
吹き抜けの窓の日差しや外気の影響を抑えるには、以下の対策がおすすめです。
- ・「日射・遮熱ガラス」を採用して太陽熱を遮る
- ・「断熱性に優れたサッシ」を取り入れて外気の影響を防ぐ
- ・「ロールスクリーン」を設置することで日差しを遮断する など
日射・遮熱ガラスと断熱性に優れたサッシを組み合わせるとより効果的で、太陽熱を遮りつつ室内の熱が逃げにくくなるので、冷暖房効率アップにつながります。
シーリングファンを取り入れて空気を循環させる
吹き抜け部分に暖かい空気が滞留するのを防ぎ、冷暖房効率をアップさせるには、シーリングファンを取り入れて空気を循環させる方法があります。
また、シーリングファンで空気の流れができると、空気清浄機や除湿器から送り出した空気が部屋全体に行き渡り、効果を最大限に発揮できます。
シーリングファンを設置すると空間にリゾート感が生まれて、おしゃれに演出できるのもメリットです。
においや音対策にこだわる
住宅全体の快適性を高めるためにも、吹き抜けによって伝わるにおいや音を軽減する対策にこだわりましょう。
吹き抜けリビングでおすすめのにおいや音対策は、以下のとおりです。
- ・寝室など静かに過ごしやい部屋はリビングから離して配置する
- ・2階の部屋の防音性を高める
- ・キッチンの換気設備を高性能なタイプにする
- ・半個室のキッチンを採用する など
とくにご家族の生活リズムが異なる場合は、においや音によって眠りにくくなるケースもあるので、対策を重視して家づくりを進めましょう。
壁あり対面キッチンのおしゃれな施工事例を、こちらの記事でご紹介しています。
〈関連ページ〉壁あり対面キッチンのおしゃれな施工事例|メリット・デメリットも解説
函館エリアで吹き抜けリビングのある家をお考えの方は、不動産企画ウィルにご相談ください。
ご要望を丁寧にヒアリングし、ご家族が生活しやすい最適なプランを提案いたします。
まとめ
吹き抜けリビングのあるおしゃれな間取り事例として、不動産企画ウィルが手掛けた住宅をご紹介しました。
吹き抜けリビングには「開放感のある空間を実現できる」などのメリットがある反面、「空調効率が悪くなる場合がある」といったデメリットがあるので対策を講じましょう。
今回ご紹介した内容を、吹き抜けリビングのある間取りを検討する際の参考にしていただけると幸いです。