新築完成見学会には参加すべき!チェックしたいポイントと注意点を解説

新築完成見学会とは、実際に住宅会社と契約されたお施主様が建てた新築物件を見られる会です。モデルハウスとは異なり、よりリアルなお住まいを見学できるためマイホームの検討に役立ちます。

一方、新築完成見学会に参加したいと思っているものの、何を見れば良いのか分からない方もいるでしょう。

そこで本記事では新築完成見学会に参加するメリットやチェックしておくべきポイントを解説します。新築完成見学会に行く前にチェックするべきポイントをおさえておけば、今後のマイホーム計画の検討材料になります。ぜひ参考にしてください。

新築完成見学会とは

新築完成見学会とはお施主様が入居する前の新築物件を見学できる会のことです。一般的には土日をメインにおこなっていることが多く、場合によっては1週間程度開催することもあります。通常、モデルハウスは住宅会社の最新技術をふんだんに使いアピールしています。そのため同じ住宅を建てるのは、予算の関係上で難しい場合がほとんどです。

一方、新築完成見学会で見られる新築物件は実際にお住まいになるお施主様がいる物件のため、生活するイメージがわきやすく参考になるでしょう。

新築完成見学会のほかに似た催しとして、建築中の物件を見学できる「構造見学会」というものもあります。構造見学会は、内装工事が入る前の段階を見学できる会ですので、現場の状況や施工の丁寧さなどを見られます。

住宅会社によっては開催していない可能性もありますが、新築完成見学会構造見学会どちらもいくとより住宅会社の選定に役に立つでしょう。新築完成見学会は、公式ホームページや電話での事前申し込みが必要なことがほとんどです。問い合わせをしてから伺うようにしましょう。

新築完成見学会に参加することのメリット

新築完成見学会に参加するメリットは、建てる家のイメージが付きやすく今後マイホームを計画する際にヒントになる点です。順に詳しく解説します。

建てる家のイメージがわくようになる

新築完成見学会に参加すれば建てるイメージがわきやすくなります。

お施主様が建てた家を見ることで、どのような仕上がりになるかを現実的に感じられ、より家づくりのイメージがわくからです。

モデルハウスは、部屋の間取りや建坪などが大きい場合がほとんどで、実際に生活するイメージがわきづらいといった欠点があります。一方で新築完成見学会では、寝室や子ども部屋のサイズ・収納スペースなどがより生活に見合ったサイズになっているため、建てるイメージがわきやすいのです。実際に建てたいマイホームのイメージと重なるような、新築完成見学会に参加するのがおすすめです。もし建てたいテイストと同様の新築完成見学会があれば、迷わず参加しましょう。

家づくりを進めるうえでのヒントになる

新築完成見学会は、家づくりを進めるうえでのヒントになります。特に敷地面積や家族構成が似ていれば、家を建てるときに参考になるでしょう。

どの新築物件であっても、お施主様がよりこだわっているポイントが豊富にあります。特に収納や間取り、生活動線などを確認すれば、家づくりで真似をしたいと感じるヒントがたくさんあるでしょう。さらに実際にこだわったポイントを聞くことで、家づくりのアイデアとなる可能性もあります。

新築物件によっては、以下のようなこだわりのポイントを確認できます。

・ファミリークロークやランドリールームを直結させ洗濯動線を楽にした間取り

・子どもにリビング学習させたいときの、子どもとの目線

・システムキッチンとカップボードの広さ

・脱衣室と洗面室を分けた間取り

新築完成見学会に参加すれば、気に留めていなかった間取りや工夫を見つけられる可能性もあるのです。

新築完成見学会でチェックするべきポイント

新築完成見学会に参加したら、チェックするべきポイントがあります。チェックするべきポイントをおさえておけば、より今後の家づくりに役立てられます。ひとつずつ見ていきましょう。

家族構成や敷地面積金額などの基本情報

お施主様の家族構成や敷地面積金額などの基本情報を確認しましょう。敷地面積や間取り、金額などを把握すれば、敷地に対する家の広さや必要なコストをイメージできます。

特に金額に関しては家を建てるうえで重要なのにも関わらず、個人情報にあたるため、新築を建てた周りの友人や親戚に聞くのが難しい内容です。しかし金額が分からない限り、住宅会社の選定や間取りの決定もできません。

一方、新築完成見学会なら、実際の金額をおおよその価格で教えてくれるといったメリットがあります。そのため実際の建坪に対してどのくらいの費用がかかっているのか把握しておけるのです。

住宅会社によって、施工価格は異なります。実際に建った新築物件の坪単価をイメージすると、ほかのハウスメーカーとの比較検討ができるでしょう。

設備の価格

見学会で施工された設備が標準仕様か、オプションかも聞いてみましょう。住宅会社によって標準仕様が異なるためです。また標準仕様を採用している場合であっても、実際に暮らすイメージをしてみて快適に過ごせるかどうかを想像します。

住宅設備だけではなく、床材やキッチンの下がり天井、玄関ドア・窓など気になる点は全て確認しておくとよいでしょう。オプションの場合は設備本体の価格に加え、工事費用なども確認します。そのほかエクステリアや屋外給排水工事・地盤改良地盤調査・仮設工事など付随する費用についても概算を聞いておくと、より今後の予算を組みやすくなります。

上記のように費用をしっかり把握しておくことで、実際に契約したときに予算オーバーにならずに済むでしょう。

生活動線・収納スペースの場所

生活動線を考えるうえで、注意した点を聞いてみましょう。

特に同じ家族構成だった場合、収納スペースがどのくらい必要か、どこに設置するか参考になるからです。また現在居住している自宅で生活動線に不満がある場合は、解消できるヒントが見いだせる可能性もあります。

お施主様はできるだけ過ごしやすい新築を建てようと、生活動線や収納スペースの場所を悩まれていることがほとんどです。そのため新築完成見学会では、良いアイデアを見つけやすいでしょう。

家具や設備のサイズ

資料などの写真だけでは分かりにくいため、設備などのサイズを測ってメモしておくと後々役に立ちます。

新築完成見学会では家具など揃っていないことがほとんどのため、どのくらいのサイズの家具なら余裕をもってはいるのかなどをイメージしておきます。また使用中の家具をそのまま使う予定であれば、サイズをメモして持っていくとイメージがわきやすいです。

標準設備のサイズを測って把握しておくと、実際に設計する段階で役に立ちます。

細かい部分の仕上がり

水回りや部材の接合部、階段の周りなど、細かい部分にも注目しましょう。丁寧に細かいところも仕上げてくれる住宅会社なら、安心して任せられるからです。一方、全体的にはキレイに仕上がっていても、細かい部分の仕上がりが満足いくものでなければ施工後に不満を感じる可能性があるため注意しましょう。

担当者の様子・施主との関係性

住宅会社の担当者がしっかり案内をしてくれるか、細かい質問にも答えられるかを気にしておくとよいでしょう。担当者の様子を確認しておけば、信頼できる住宅会社なのか参考になるからです。お施主様も同席してくれる場合は、担当者とお施主様のコミュニケーションを見て良い関係であるかにも着目します。

家づくりは契約前から引き渡しまで、担当者とのやり取りが非常に多いです。さらに引き渡し後も困ったことがあれば担当者とのやり取りがあるため、長い付き合いになる可能性もあるでしょう。信頼関係が築ける担当者なのか確認するのはもちろん、担当者の知識なども質問をすることで分かるはずです。

実際に建てるとき親身になってくれるパートナーとなるのか、さらに担当者を通して住宅会社の社風などを見ておくとよいでしょう。

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函館で新築完成見学会をお探しなら、不動産企画ウィルにお任せください。不動産企画ウィルでは、直近に以下の新築完成見学会を開催しました。

【夫婦お2人で住む平屋のお家】

1.冬でもBBQをしたり、ハンモックをぶら下げて遊べたりできるガレージ

2.天井を高くし、開放的なリビングを実現

3.ゆっくりお昼寝ができる小上がりあり

4.寝室からウォークインクローゼット→ユーティリティ→バスルームに行ける動線

5.広々使えるフラットキッチン完備

6.窓位置を高くし、カーテンレスでも外部からの目線を気にせずに暮らせる設計

7.照明器具のスイッチなどを1か所にまとめ、操作性の向上とスタイリッシュな壁面を実現

8.トイレには、お施主様お気に入りのクラゲ照明を設置

こだわり抜いた新築を定期的に公開しています。最新の情報をお知りになりたい方は、ぜひ不動産企画ウィルにお問い合わせください。

しっかり準備して新築完成見学会へ参加しよう

新築完成見学会は、実際に建てるときのヒントやイメージをわかせるのに最適です。どこの住宅会社で建てようか悩まれている場合や、マイホームのイメージが定まらない方はぜひ参加してみましょう。事前にチェックするポイントを把握してから参加すれば、家づくりに活かせる多くの情報を手に入れられます。今回紹介したチェックすべきポイントを活用して、新築完成見学会に参加してみてください。