不動産(土地探し)
土地探し? 土地選び?
よい土地とは、どうしたら出会えるのでしょうか?
土地を購入し、マイホームを計画される場合
土地選び、土地探し、予算にも大きく影響しますので重要なポイントです。
当社は、不動産業として土地の売買も行っています。
つまり、自社で土地を仕入・購入して分譲しているわけです。
自分自身が、自社で土地を仕入・購入する上での、土地選びにおける基本的なポイントとして3つのポイントがあるのではと思っています。
第一点が、自分が良いとする「ものさし」を持つこと。
第二点が、よく見に行くこと。(たくさん見る・何回も見る どちらもです)
第三点が、総合的な検討も忘れずに「資産性」や「将来性」などからも検討してみる。
という点です。
一般的に、土地を評価する「ものさし」の要素としては居住性からすると「日当り・街並・利便性・通勤通学・緑や公園などなど」住宅用地としては「法的規制・道路や給排水などの整備・高低差・地盤などなど」資産性からすると「地形・市場性(需要量)・将来性などなど」いろいろあります。
さらに「 価格 」= 周辺相場からみて割安かどうかという「ものさし」もあります。
ただ残念ながら、あらゆる要素で「オール5」という土地はありませんし
この「ものさし」で、より100点に近い物件を選ぶと、間違いのない物件というわけでもありません。
土地(不動産)は、所有している方が、その都合で売りに出しますから、特殊性として「計画的に供給されない」という、一般的な商品とは違う要素があります。
つまり、探すタイミングの時に、希望エリアにおいて、売りに出ている物件からしか選べない訳です。
売りに出ている物件同士や、過去の事例との、比較する際の「ものさし」という使い方しかできないのですが、自分たちに合っている物件はどちらなのかという客観的な見方として、やはり自分たちの基準=「ものさし」を持つことは大切だと思います。
第二点の「よく見に行くこと」ですが、これは
土地(不動産)の、特殊性として「一つしかない」という要素があります。
(土地は生産することができない)
このため、探すタイミングに、売りに出ている物件との「出会=縁」というものがあると思います。
また、良い物件ほど早く売れて無くなっていきますから、食わず嫌いにならないでまずは物件を見てみて、さらに良い印象の物件は、時間を変えたりして何回か見に行ってみてはいかがでしょうか?
自分から、面倒になってしまっては、良縁があっても見過ごしてしまっているかもしれません。
また、自分がどんな物件を良いと思うかもある程度の物件を見ないと、はっきりとしてこないとも思います。
土地は同じものが無いわけですから、長所短所もそれぞれ違います。
良いと感じるポイントも人によって違います。
物件の見かたがわからなくても、先ずは見に行って、その物件(土地)に立ってみてください。
その時の、自分の感じた第一印象は、感覚ではありますが信用しても良いと思います。
自分たちの生活の場となる訳ですから、その場所との相性というのでしょうか
そんな理屈ではないところも、大切かなと思います。
第三点が「総合的な検討」ですが
そこに自分たちの住まいを建てるわけですから、今の評価もありますが
将来の話ですが、何年か経過して住環境がどのように変わりそうか?
そんな視点からも、物件を評価してみてよいと思います。
これらのポイントを検討して、土地を絞ったとしても最後の結論の間際に、「まだ良い土地が出るのでは!」などと、ためらったり、迷ったりしてしまったら?
繰り返しになりますが現実として『オール5・100点の土地はありません』
そして土地は、売れたら同じものを用意できるものではありません。
もう一度 自分自身の感覚を、信じて土地に立ってみて下さい。
その土地に対して、自分自身が「好き嫌い」か?
「出会い=縁」「良い第一印象」を感じられたか?
最終の踏ん切りは、自分の感覚、感性、その土地との相性を大切にしてみてもよいと思います。