マイホームの、必須の仕様(長期優良住宅 認定基準)前編

 

前回で、予算計画が大切ですよと言いましたが、では安ければ良いのか?というわけでもありません。
予算も大切ですが、一生に一度のマイホームとして、新築住宅には備えていなければならない必須の基本性能・仕様という大切なものがあるのではと思っています。

家は長いお付き合いですから長持ちする性能と、シェルターとしていざという時に災害などに強い性能が、住宅としては必須の基本性能と考えています。地味ですが。

また、その基準レベルについても、わかりやすく根拠のある第三者や公的に設けた基準レベル以上の性能でなければならないと考えています。真面目ですが。

そのため、わたしたちは自社の住宅標準仕様(基準)に、道南でいち早く「長期優良住宅の認定基準」を標準仕様に採用しました。(長期優良住宅制度のスタートした平成21年から)

長期優良住宅認定基準とは、簡単に言いますと、国により高い基準の新築住宅を普及促進させるために設けた「長期優良住宅」として7つの分野の性能基準となります。

特に7つの分野の中に、もともとわたしたちが新築住宅として重要視していました安全面や構造面でもある「耐震性」と、北海道の住宅として長く住み続けられるには重要な「省エネルギー性」という分野が入っていましたので、これらについてはいずれも最高等級を取れる基準を標準仕様としました。
(7つの分野:構造躯体の劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性、かつ良好な景観の形成に配慮した居住環境など)

わたしたちは「耐震性」等級 最高等級、「省エネルギー性」等級 最高等級 を標準仕様とし、長持ちする家として さらに長期優良住宅認定基準を標準仕様として採用しさらに 火災の対策として 「省令準耐火仕様」も標準仕様 に採用しました。

長くあり続ける住宅ですから、一つ上の基準の仕様は、必須ではないでしょうか。

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